感想

三毛猫ホームズの推理(角川書店)

出ました、三毛猫ホームズシリーズ第一作目。三毛猫ホームズシリーズは、むかし何作も読んだのですが、第一作目の本作品は、今回初めて読みました。三毛猫ホームズが、大学の学部長の飼われていた猫だったり、三毛猫ホームズが、なぜ片山刑事のところに来たかなど、初めて知りました。
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幽霊列車(文藝春秋)

かわいい女子大学生が、探偵気取りで事件を解決していくという、赤川次郎の原点である作品だ。かわいい女子大生と、もうすぐ四十歳になるおっさんが、仲良くなるという設定は面白くないがしかたない。寂れた温泉町の宿に泊まり、翌朝に列車に乗車した乗客八人が、蒸発してしまう事件が発生した。
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死者の学園祭(角川書店)

青春・恋愛・スリル・サスペンス・謎解き・・・・と赤川次郎が満載の作品です。本作でユーモアミステリーの赤川次郎が完成した感じです。何だろう~何だろう~の連続で飽きずに読み進められました。最後に身内含めた関係者が何人か逮捕されたのですが、残された犯人の家族が、皆沈まずに前向きに頑張っていこうってところがさすが赤川次郎って感じです。
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マリオネットの罠(文藝春秋)

赤川次郎の長編第一作目は、本格的なサスペンスで驚きました。ユーモアはほとんど出ていなく、恐ろしい事件で怖かったです。赤川次郎らしくないのですが、最初の長編なんでこうなったのでしょう。フランス帰りの研究生の男が、あるお屋敷に、フランス語の家庭教師で泊まり込んでいた。