感想 明日を殺さないで(角川書店) 兄妹愛ね、気持ち悪い。そんな話だ。妹に彼氏ができると、兄が彼氏を脅したり、暴力を振るって、妹と別れさせるのだ。いくらこっそりと付き合っていても、兄は敏感にかぎ出してしまうのだ。そんな妹が結婚した。ここも分からない。旦那は兄に、脅しや暴力を受けなかったのか? 2025.04.30 感想
感想 白い雨(光文社) いやー怖かった!白い雨が降るのであるが、その雨を浴びた人は、心の中に押し隠していた憎しみや殺意が抑えられなくなり、本性で行動してしまうのだ。四つの事件がオムニバス形式で進み、絡み合っていく。 2025.04.23 感想
感想 早春物語(角川書店) 来ましたね!私の記憶にないのですが、映画やテレビドラマになった有名な奴です。冒頭で、役員会に来た大会社の常務(常務って言ってもまだ四十代のエリートです)が、十六、七歳くらいの少女に刺される事件から始まった。 2025.04.17 感想
感想 幽霊物語(集英社) 三十五歳で、父の会社を継いでからは、正にマスコミでも「軌跡を起こす男」とあだ名もつけられるほどの勢いで、各方面に事業を拡大してきた実業家の男が、交通事故で死んで、幽霊になった。幽霊は、見聞きすることはできるが、触ることができない、物がすり抜けてしまうのだ。 2025.04.09 感想
感想 壁際族に花束を(角川書店) 来たー!サラリーマンシリーズだ。(勝手にシリーズを作らないでください) サラリーマンを昭和の時代から何十年もやってきた私は、「そうだよね、そうだよね」と頷きながら読む、サラリーマンシリーズが大好きだ。今回は、壁際族の課長の話だ。 2025.04.02 感想