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またもホラー・サスペンスです。小さな雑貨の卸売会社に勤める二十八歳の男に「助けて・・・・殺される」との電話があった。小さな山の中の小学校に勤めている、幼馴染の女教師かららしかった。女教師の母親を尋ねると「あの子、何か、危ない目に遭っているようなんです。あの子の所へ行ってみて下さいませんか」と依頼された。心配なら自分で行けばいいのに、この母親。この男もお人好しで、依頼を引き受けてしまうのだ。(引き受けないと話が先に進まないので仕方ないか?) 男が、女教師の勤めている山の中の小学校に車で向かう途中、女に斧で襲われた。やはりね。何とかかわすと、なんとその女は、幼馴染の女教師だったのだ。あっという間に、女教師を助けてしまうのだ。以上終わり、かと思いきや、ここから長い物語が始まるのだ。県警の警部からの、女教師の事情聴取が始まった。お金持ちで、町の世話役的な存在の父親の一人娘が行くへ不明になった。父親は、町の男たちに呼びかけ、捜索を開始したのであるが、父親が、「畜生・・・・」「あいつら・・・・ただじゃおかない・・・・」と、つぶやいたと言うのだ。捜索を開始して三日目に、娘の絞殺死体が見つかった。娘の葬儀に、女が来たのであるが、様子がおかしい。その女を見る、町の人々の目が、冷ややかだったのだ。そして、出棺の時に、父親が短刀で、その女の腹を刺したのだ。当然、父親は逮捕されると思ったのであるが、平然と暮らしているのだ。疑問に思った女教師が、駐在に話を聞きに行くと、大した傷でなく、女も訴えないとのことで、穏便に済ませたとのことだ。嘘だ、女教師は、短刀が深く刺さるのを見ていたのだ。その後、女教師が、色々調べていると、刺された女の姪に出会い、女が死んだとの確信を得るのであるが、女教師が襲われ、〈余計なことはするな〉とのメモが置かれた。こんな脅しに動じない、女教師であるのだが、納得しない、悲惨な結果が待っているのだ。続編があるらしいので、早く読んでスッキリしたいですね。
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