2024-02

感想

顔のない十字架(角川書店)

何をやってもうまく行かない、そんな弟の面倒を、一生懸命みている姉の話だ。姉弟の両親は、姉が大学へ入って間もなく、事故で死んでしまう。姉は、大学をやめて働きながら、弟の面倒をみてきた。弟は、せっかく入った大学を中退し、世話した仕事も長続きしない。
感想

プロメテウスの乙女(角川書店)

本話は、残念ながら昭和を描いた物ではない。書いたのは、昭和であるが、近未来を描いた作品だ。なんと、リニアモーターカーが、走ったりしている。そうそう私は、高校生の時、リニアモーターカーを研究していて、模型などを作っていた。それから四十数年たって、ようやくリニアモーターカーが、実用化しようとしている。感慨深い。
感想

マザコン刑事の事件簿(徳間書店)

マザコン(マザーコンプレックス:母親に対して青年が強い愛着・執着を持つ状態を指す)ね、何でこんなマザコン刑事なんか思いついたんでしょうか? 赤川次郎って、マザコンなんですかね? まあ、これから読んでいきますけど、私は、あまりマザコン好きでないです。
感想

起承転結殺人事件(講談社)

四文字熟語シリーズの第二弾、早くも登場です。(ソートの問題で、同年に出たシリーズものは、連続してしまいます。あしからず。)第一話は、起承転結殺人事件です。そう、四コマ漫画が関係する事件です。ライフル魔が、人質を取っての立てこもり事件が発生し、なんと、井上刑事が人質と交換されてしまうのだ。