裁きの終った日(文藝春秋)

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いやー、面白かったけど、登場人物が多すぎて、場面が変わって名前が出ると、誰だっけ?と、読み返さねければならず、面倒くさかった。大富豪が殺され、警視庁顧問の犯罪研究家が、大富豪の一族を集め、犯人を言おうとしたところで、「やったのは私だ・・・・。私が殺したんだ」と、犯人が名乗り出て、犯罪研究家を殺してしまうのだ。めでたく事件解決と思いきや、どうも名乗り出た犯人が、誰かをかばっているのではないかと、殺された犯罪研究家の息子が、名乗り出た犯人の家族と真相解明に向かうのだ。(ほら、登場人物が多くて分かりにくいでしょ?) この大富豪の一族がメチャクチャで、あんなことやこんなことがあって、話が進んで行くのだが、結局、犯罪研究家の息子や警察は、名乗り出た犯人の綿密に仕組まれた罠に嵌ってしまうのだ。とりあえず、名乗り出た犯人の勝利になるのだが、名乗り出た犯人の家族は、今後どうしていくのだろうか? しかし、大富豪の長男の次男が、ひどすぎる。よくみんな我慢しているよね。

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