感想 ミステリ博物館(角川書店) ミステリ博物館は、その題通りミステリーでおなじみのテーマをそのまま抜き出したような題の7つの短編が納められている。第一話は、「密室」であるが、「密室」と言うよりも、「開室」殺人事件だ。 2024.04.24 感想
感想 充ち足りた悪漢たち(文藝春秋) 「充ち足りた悪漢たち」の文庫本の表紙に、こわーい!子供たちが描かれている。そう、そんな悪ガキどもの話が、六話も詰まっているのだ。第一話は、娘が知らない令夫人に付いて行ってしまう話だ。専業主婦の女性が、八歳の娘と一緒に電車で出かけた。 2024.04.17 感想
感想 世界は破滅を待っている(角川書店) 第一話は、うだつが上がらないサラリーマンの話しだ。サラリーマンは、三十一歳で、同年輩の同僚は何人か係長になっていたが、自分は平のままだ。自分は、勤め始めた頃から、サラリーマンに向いていないと思っていて、自分を追い抜いて行く後輩を、うらやましいとは思わないのだ。 2024.04.13 感想
感想 おやすみ、テディ・ベア(角川書店) おやすみ、テディ・ベアは、文庫本2冊にわたる超長編サスペンスだ。ぬいぐるみのテディ・ベアが盗まれ、様々な人の手に渡り歩いていくのだが、なんと、このぬいぐるみには爆弾が仕掛けられているのだ。 2024.04.06 感想