感想 死体は眠らない(角川書店)
本作品は、父から受け継いだ四つの会社の社長を勤める三十代半ばの男の話だ。この男、どんくさく、自分では何も決められず、よく社長が勤まるなと不思議に思うほどの、ダメ男なのだ。こういうダメ男は嫌いだ。苛々する。奥さんにいつも馬鹿にされているが、奥さんの気持ち、良く分かります。
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