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おー!本物の三毛猫ホームズシリーズだ。11作目で、ダントツの数になります。今回は、なんと、片山刑事一行がドイツにバカンスで楽しむ話みたいです。しかも古城を改造したホテルの宿泊です。うらやましい---。前に書いたかもしれませんが、私は、ヨーロッパの古城が大好きで、あこがれているのです。最近は出ませんでしたが、赤川次郎の小説によく出てきますよね。そんなんで、赤川次郎の小説が、気に入ったのかもしれませんよね。この古城のホテルの庭園で、四人の女性グループで来ていた内の一人が、何者かに襲われた。晴美と石津刑事が女性を助けたのであるが、その女性は、襲った犯人は、片山刑事と言い張るのだ。しかも責任を取るようにと、片山のホテルの部屋に、押しかけ女房するのだ。どうなっているの? さらに、警視庁捜査一課長の栗原警視が突然現れ、「幽霊クラブ」のメンバーが、このホテルで殺されるとの情報が入ったとのことで、バカンス中の片山刑事一行に、何とかしろと言ってきたのだ。「幽霊クラブ」、怪しげですね。どうも、有名人や政治家などが入るクラブみたいですが、入会条件がすごく厳しく、誰でも入れるものでないらしいですが。そして、ホテルの中で道に迷った片山刑事が、その「幽霊クラブ」の会合に間違って参加してしまうのだ。たまたまでしょうが、ちょっと無理があるような気がしないでもないですが。その会合で、会員は、行方不明の人間や、長く消息を絶ったり、蒸発したりしている人間の名前を入手し、その人間になりきって「幽霊クラブ」に参加していることを聞く。そして、この会合に参加しているメンバーの苗字が、片山刑事に押しかけ女房をした女性の四人グループの苗字と一致していることが分かる。どういうことなのか? 偶然の一致なのか? そして、殺人事件が発生する。片山刑事一行どうするのだ! いやー、本シリーズ久々でしたが、片山刑事、晴美、石津刑事、三毛猫ホームズ、みんな相変わらずで、安心しました。これからも頑張ってね。
『シリーズ登場人物』
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