ひまつぶしの殺人(角川書店)

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ひまつぶしの殺人は、強く印象に残っている作品の一つです。一つ目は、暇つぶしのために殺人を犯すという、何ともふざけた題名だ。暇だから殺人するなんて、やめてくれ。二つ目は、早川家だ。母と息子三人、娘の五人家族で、各々真面目な仕事を持っているのであるが、めちゃくちゃな裏の顔をもっているのだ。こんな家族いるずがない・・・・でも、こんな物語を書いてしまうのが、赤川次郎である。謎の石油王が、世界有数のダイヤ・コレクションとともに帰国した。とあるホテルで、ダイヤ・コレクションの展示を行うらしい。そのホテルに、早川家の家族全員が、やってくるのだ。別に家族旅行で来たのではないよ。各々別々の目的でやって来たのだ。各々の目的がすごすぎる。そして事件が次々発生し、五人の家族が絡み合っていくのだ。強く印象に残っている作品の一つではあるが、内容はあまり記憶に残ってなく、新鮮に読めました。次男が一人一家の苦労を引き受け、頑張っている姿は、どこの家にも居ますよね、こういう人が。頑張れ、応援します。続編があるので、次男が相変わらずなのか、楽しみです。
『シリーズ登場人物』

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