感想 いつか誰かが殺される(角川書店) お金持ちの一族を牛耳る、おばあさんの道楽の話だ。このおばあさんは、すごい、七十歳になるのに、好奇心と元気の塊なのだ。おばあさんの誕生日に合わせ、毎年イベントとして、賭けを家族で行う。賭けと言っても半端じゃない、今年は、一口七十万円で、どんどん賭けていくのだ。 2023.12.09 感想
感想 裏口は開いていますか?(文藝春秋) いやーすごい話でした。旦那と息子が別々な犯人に誘拐され、身代金の要求があり、愛人の借金の穴埋めをしなけれなならず、さらには浮気をばらすと脅かされ、金を要求される。これを受けたのは、普通の主婦で、しかも同じ日に発生するのだ。 2023.12.02 感想
感想 毒(ポイズン)(集英社) すごい薬が、発見された。その薬は、一滴飲めば心臓麻痺で死んで、解剖しても何の証拠も出ないのだ。しかも、飲んでから二十四時間後に死ぬ。つまり、薬を飲ませた犯人は、被害者が死んだときに、その場に居なくてもよいのだ。 2023.11.25 感想
感想 青春共和国(徳間書店) 青春共和国は、島を一つ買い取って、そこでの共同生活を通して、若者たちの独立心を養う目的で作られた施設で、なんと、交通費以外は、施設持ちで、タダで滞在できると来ている。私の若かれしころに、こんな施設があったら行ってみたかったのであるが、残念! 2023.11.18 感想
感想 ハムレットは行方不明(集英社) シェイクスピアの四大悲劇の一つとされるハムレットの物語(デンマークの王子ハムレットが、父王を毒殺して王位に就き、母を妃とした叔父に、復讐する物語)と似た事件が発生する。父が事故で亡くなり、母が父の弟と再婚する。 2023.11.11 感想
感想 吸血鬼はお年ごろ(集英社) 吸血鬼シリーズは、由緒正しき吸血一族の末裔のフォン・クロロック伯爵と、その娘の半人間のエリカが、繰り出す物語である。吸血鬼って、本当にいたんですね。驚きました。皆さんが知っている通り、吸血鬼は、昼間は棺桶で寝て夜行動し、人間の血を吸って、ニンニクが苦手だ。 2023.11.04 感想
感想 悪魔のような女(角川書店) いつの時代も、いじめってありますよね。私が子どもの時にも、いじめはあったが、いじめられる子を助ける子もいました。今は、いじめられる子を助けると、助けた子がまた、いじめの対象となるので、みんな助けずに、見て見ぬふりをしたり、さらには、いじめる側に立ったりするらしいです 2023.10.28 感想
感想 三毛猫ホームズの駈落ち(角川書店) 本作は、題名通り、田舎の二つの地主の息子と娘が駆け落ちする話である。この地主どうしは、先祖代々から対立していて、結婚が許されるはずがなく、駆け落ちしたのだ。こういうのって、よくあるよね。その後十二年間、行方不明になっているのであるが、急に両家とも息子と娘を探し始めるのである。 2023.10.22 感想
感想 三毛猫ホームズの狂死曲(角川書店) 久しぶりに三毛猫ホームズを読みました。やっぱり、三毛猫ホームズ、おもしろい!謎だらけで、「????」でした。本作は、音楽のコンクールを開催する話であるが、コンクールってこんなに大変だったとは、びっくりしました。 2023.10.15 感想
感想 サラリーマンよ悪意を抱け(新潮社) いやーおもしろかった。やっぱり、サラリーマンものって一番共感できるんで、良いです。サラリーマン四銃士は、部長を、部下の四人が、殺害を企てる話である。まあ、サラリーマンの部下と上司の関係が、うまく行かないこともありますが、殺害まで考えるとは、相当な冷遇をうけていたんですね。 2023.10.08 感想