三毛猫ホームズの狂死曲(角川書店)

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久しぶりに三毛猫ホームズを読みました。やっぱり、三毛猫ホームズ、おもしろい!謎だらけで、「????」でした。本作は、音楽のコンクールを開催する話であるが、コンクールってこんなに大変だったとは、びっくりしました。コンクールに出場する本人たちもそうだが、親御さんをはじめとした、そのとりまきたちも、本人を優勝させるために、尽力するのだ。当然お金もかかる。ときどき、バイオリンの国際コンクールで日本人が優勝した、などのニュースを見ますが、色々な人たちが、必死に取り組んだ結果なんですね。予選を勝ち抜き、本選に残った男女七人が、一つの屋敷に、本選前の一週間缶詰めになる。その七人の護衛に、片山刑事が抜擢され、屋敷に泊まり込むのだ。事件の匂いがぷんぷんです、何も起きないはずがない。お約束通り、人が次々死んでいく。片山刑事まで、殺されそうになるのだ。こんなんで、コンクールが開催されるのか?と思いきや、ちゃんと開催されるところがすごい。今思い出しましたが、中学校のクラス対抗の合唱コンクールで、私が指揮をして、優勝したことがありました。あの時も、結構苦労しましたよ。
『シリーズ登場人物』

【昭和】ウォークマン

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