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へえー!こういう本を出していたんだ。赤川次郎さんのことが色々分かりました。誕生日が二月二十九日のため四年毎に年を取るとか(二月二十九日に生まれた人は、苦労しているみたいです)、小学校の時は漫画を書いていたとか、三毛猫ホームズのモデルになる三毛猫がいたとか、奥さんとは職場結婚だとか。そう言う私も職場結婚です。三毛猫スケッチも良かったです。作家さんて結構忙しいんですよね、昼間は原稿をかけないらしく、夜型になるとか、手紙を書くのが苦手で、はがき一枚書くのに短編小説一本分ぐらいのエネルギーを消費するとか(本当?)、メカ音痴とか、インタビューが捻じ曲げられるので嫌いだとか、ワープロの押し売りを断ったとか(やっぱり今でも原稿用紙に手書きしているのでしょうか?)、CDの録音時間がベートーウェンの「第九」が収録できる時間にしたとか、勉強になりました。特に、世の中には「名優」が大勢いる話は、その通りと感心しました。私も、外の顔と中の顔が結構違っていて結構疲れます。「拝啓、赤川次郎さま」も、ファンレターを垣間見ることができて面白かった。そうだよね、そうだよねと読ませていただきました。あとがきにかえての「「シリーズキャラクター」の解説も、各シリーズの裏話が聞けて面白かったです。この本が書かれたのは、1983年ですが、このような本が出るとは既に大作家になっていたんですね。この後もたくさんの作品を書いているので、これから再読していきますが、「三毛猫ホームズの映画館」「ぼくのミステリ作法」そしてこの「赤川次郎ワンダーランド」を頭に入れて読んでいきたいと思います。
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