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冠婚葬祭殺人事件(講談社)

久々の四文字熟語シリーズ。今回は、どんな四文字熟語だろうか? 大貫警部は、相変わらずか? 井上刑事は、元気にしていたのか? 楽しみです。「フン!」「下らん!」、もちろん大貫警部の言葉だ。相変わらずのようで、安心しました。
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吸血鬼よ故郷を見よ(集英社)

おおー、久々の吸血鬼シリーズだ。驚いたことに、エリカが大学生になっていた。前作で、エリカの弟が生まれたのに、エリカは、まだ高校生なの?と言ったのが聞こえたのか、成長したのだ。そして、エリカの父のフォン・クロロックが、社長をしているのだ。
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三毛猫ホームズのクリスマス(角川書店)

またまた、三毛猫ホームズの短編集です。飛び石連休ね?昭和の時代はよくありましたね。法律で祝日の決め方が変わって、飛び石連休減りましたね。私は飛び石連休好きでした。仕事を頑張って、明日休みだと、たらふくお酒が飲めるからです。
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三毛猫ホームズのびっくり箱(角川書店)

今度こそ、久々の三毛猫ホームズだ。第一話は、箱が人を殺したらしいのだ。いつもの通りに「おい、片山!」と、片山刑事が栗原警視に呼ばれた。片山刑事は、栗原警視が呼ぶ声のイントネーションの微妙な差で、大体どんな要件か見当がつくのである。
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赤川次郎ワンダーランド(徳間書店)

へえー!こういう本を出していたんだ。赤川次郎さんのことが色々分かりました。誕生日が二月二十九日のため四年毎に年を取るとか(二月二十九日に生まれた人は、苦労しているみたいです)、小学校の時は漫画を書いていたとか、三毛猫ホームズのモデルになる三毛猫がいたとか、
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ぼくのミステリ作法(角川書店)

いやー!びっくりしました、作家が小説を書く方法の種明かしをするとは。トリックのかけ方や謎ときの方法などを、実際に書いた小説を使って解説するのだ。小説を書くには、沢山の本を読む必要があるらしい。赤川次郎さんは、相当な本を読んでいますね。
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三毛猫ホームズの映画館(角川書店)

おー!久々の三毛猫ホームズシリーズだ、みんな元気にしていたかな?と読み始めたら、なんか変。そう、本作は、赤川次郎の銀幕への熱き思いをつづったエッセイ集だったのだ。赤川次郎が映画好きだったのは知っていましたが、映画のエッセイだけで一冊の本を出すとは凄いもんですね。
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死者におくる入院案内(新潮社)

郊外の近代的な高層マンション群に霧がでる。春の夜には、ことに霧がしばしば団地をすっぽり包むのだ。そんな霧の夜にこの団地に住む奥さんが殺された。会社からの帰りで、自分の住む棟の目と鼻の先まで来ていたのに殺された。そして、死体の下腹部が切り裂かれていたのだ。
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名探偵はひとりぼっち(角川書店)

高校一年生の少年が駆け落ちをすることになった。おせっかいな友達に、色白でほっそりした、いつも少し悲しそうな目をした美人で、髪は流れるように肩に落ちている恋人がいるが、不治の病で、あと半年の命だと、今読んでいた本の内容を自分の事としてでっち上げた話をした。
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復讐はワイングラスに浮かぶ(新潮社)

第一話は、産業スパイの話だ。今は極秘情報は、コンピュータで管理されセキュリティーで守われていて、そのセキュリティーを破って情報取得するのが産業スパイですが、昭和ですね!ここで登場する極秘情報は、〈極秘〉と赤いスタンプが押された書類と図面、そしてマイクロフィルムなのだ。