2026-01

感想

逃げこんだ花嫁(角川書店)

亜由美が、同じ私立大学の男女それぞれ二人ずつで、夏休みに小さな温泉宿に、車で向かった。ところが、山道で、猛烈な濃霧に襲われ進めなくなり、狭い車内で一夜を明かすことになった。夏とはいえ、山の中だ。夜はひんやりと肌寒いほど気温が下がり、狭い車の中も、決して寝苦しくはなかった。
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純情可憐殺人事件(講談社)

パトカーを降りると、大貫警部は、堂々たる構えの屋敷を見上げて、「何の商売だ?株屋か?」パトカーの中で、井上刑事が説明したのなんか、てんで聞いてないのである。「歯医者ですよ」井上刑事の言葉に、大貫警部はサッと青ざめて、「おい、お前一人で行け」と井上刑事を促した。
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吸血鬼が祈った日(集英社)

「---何ですって?」エリカは唖然とした。「じゃ、あなたのお母さん、全財産を、あの教団に?」「そうなんです」エリカと同じ大学の後輩の女子大生は、肩を落として、「いくら言っても、だめなんですよ。もう他のことは頭にないみたいで・・・・」「ひどい話ね」と、千代子が憤然として、「警察に届けたら?」
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盗みに追いつく泥棒なし(徳間書店)

「真弓さん!事件です!」・・・・「殺されたのは、誰ですって?」「役者です。きっとその辺の小さな劇団にでも入っているんでしょう」「それ、もしかして、急に人気の出て来た若い人じゃないの?ほら、朝の連続TVドラマで」・・・事件現場に向かうパトカーでの、道田刑事と真弓の会話だ。