2025-11

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三毛猫ホームズの登山列車(角川書店)

三毛猫ホームズのヨーロッパ旅行シリーズの最終話だ。第一話は、ドイツの「三毛猫ホームズの幽霊クラブ」、第二話は、オーストリアの「三毛猫ホームズの歌劇場」、そして、最終話の本作品は、スイスだ。片山刑事達一行が、スイスのユングフラウヨッホに来ている。
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猫は怖いか可愛いか(集英社)

本書は、赤川次郎が、自身の身の回りで起こったことや、考えたことをまとめたエッセイ集です。猫が登場するエピソードを中心に、少年時代の思い出、好きな映画や音楽、旅行記など、多岐にわたるテーマが、書かれています。
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怪奇博物館(角川書店)

「怪奇博物館」は、ホラーミステリーの短編が、七編収録されている。第一編は、題名通り、狼男の話だ。三十五歳の独身女性の助教授が主人公だ。助教授は、八歳下の公私ともに助手の男から、友だちが、狼男を見たと聞かされる。
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模範怪盗一年B組(光文社)

「大変だ、大変だ」と、口の中で呟きながら、主人公の女子高生が、学校の廊下を走っている場面から、物語が始まる。今度は、「参ったな、参ったな!」と、ハアハア喘ぎつつ、口に出しながら、主人公は、一気に階段を駆け上がる。