2025-10

感想

勝手にしゃべる女(新潮社)

またもやショートショート集です。今度は、二十六編が収録されています。前半の文庫名と同じ「勝手にしゃべる女」は、私と一緒です。女性が、たまたま美容院で手にした週刊誌に、〈お見合い〉の特集記事が載っていて、それがちょっと面白く、見合いでもするかって気になったのだ。
感想

踊る男(新潮社)

「踊る男」は、シュートショート集で、何と、三十四編もの作品が、収録されています。一編が、四ページ程度ですが、みんな読みごたえがあります。前半の十二編は、男がバーに行く話で、男がバーに入って行くと、何時も先に飲んでる男がいて、入って来た男の様子を見て、どうしたのと話しかけてくるのだ。
感想

恋愛届を忘れずに(角川書店)

なかなか良い作品でした。完全犯罪ね。二十九歳の独身OLが、またすごい計画を立て、実行するのだ。主人公のOLが、同期入社で、同じく二十九歳の独身OLの同僚と、金曜日に、スナックを三軒回った。そして、主人公のOLが、同期OLをアパートに送って来たのだ。
感想

夢から醒めた夢(角川書店)

劇団四季のミュージカルになった作品らしい。ミュージカルね?なんで、歌いながら演劇するのか、良く分かりませんね? 「夢から醒めた夢」もそうですが、ミュージカルって、一度も見たことありませんね。それはさておき、なかなか良い作品でした。
感想

追憶時代(角川書店)

名門家の高校生の一人娘が、友たちと軽井沢に遊びに来ていた。テニス、サイクリング、乗馬、ドライブ・・・が、目的だ。ところが、来てから三日目に、その一人娘が、行方不明になってしまうのだ。名門家の父親は、あらゆる手を尽くして、娘を探した。