2024-08

感想

かけぬける愛(角川書店)

銀行の支店長の父親、25歳のOLの娘と大学生の妹、いいとこの令嬢だった母親が、何不自由なく暮らしていたが、突如荒らしが襲った。なんと父親が、銀行のお金を横領し、若い娘と失踪したのだ。母親が、銀行の副頭取に呼び出され、横領した一億円の返還を求められた。
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昼と夜の殺意(徳間書店)

ピアノとバイオリンの天才少女と呼ばれる姉妹の話だ。姉は、本当に天才肌で、遊んでばかりいるのであるが、ピアノを引かせるとピカ一で、コンクール荒らしなのだ。妹は、大学生で、大学に通いながらバイオリンのレッスンを受けている。
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愛情物語(角川書店)

赤ん坊が捨てられた。警察が落とし主を捜したが見つからず、その赤ん坊を拾った二十六歳の独身の女性が、育てることになった。それから十六年、その赤ん坊は、天才バレリーナとして未来を嘱望されるまでに育っていた。育てた母は、未婚の母として、苦労して娘を育て上げたのだ。
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過去から来た女(角川書店)

田舎の村の旧家の令嬢が家出をした。東京で頑張り、七年ぶりに村に帰ったところ、次々と謎の事件が起きるのだ。先ずは、令嬢殺害の容疑をかけられ自殺したとされる令嬢の同級生の少年の父親が殺害された。一人息子が殺人容疑で逮捕され自殺したため、夫婦で村を出て東京で暮らしていたが、殺された。