感想

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死者の学園祭(角川書店)

青春・恋愛・スリル・サスペンス・謎解き・・・・と赤川次郎が満載の作品です。本作でユーモアミステリーの赤川次郎が完成した感じです。何だろう~何だろう~の連続で飽きずに読み進められました。最後に身内含めた関係者が何人か逮捕されたのですが、残された犯人の家族が、皆沈まずに前向きに頑張っていこうってところがさすが赤川次郎って感じです。
感想

マリオネットの罠(文藝春秋)

赤川次郎の長編第一作目は、本格的なサスペンスで驚きました。ユーモアはほとんど出ていなく、恐ろしい事件で怖かったです。赤川次郎らしくないのですが、最初の長編なんでこうなったのでしょう。フランス帰りの研究生の男が、あるお屋敷に、フランス語の家庭教師で泊まり込んでいた。