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三毛猫ホームズのヨーロッパ旅行シリーズの最終話だ。第一話は、ドイツの「三毛猫ホームズの幽霊クラブ」、第二話は、オーストリアの「三毛猫ホームズの歌劇場」、そして、最終話の本作品は、スイスだ。片山刑事達一行が、スイスのユングフラウヨッホに来ている。「晴美・・・・。俺はもうだめだ」と、片山刑事。相変わらずの片山刑事だ。「先に行ってくれ!」「そんなわけにはいかないわ」おー?晴美が優しくなっている??「帰りのチケットは、お兄さんが持っているのよ」「「いや・・・・。あれは石津の奴に渡した」「あら、そう?じゃ、先に行くわね」と来た。何だ!いつもと同じじゃん。登山電車で山を登って来たのであるが、標高が三四五四メートルで、富士山の頂上より高いのだ。酸素が薄いので、片山刑事は、まるで酔っ払ったように頭がクラクラして、足がもつれているのだ。「どうぞ」と、女の子の声がして、キャンディが目の前に差し出された。---十七、八だろうか、目鼻立ちのくっきりした、スラリとした体つきの少女だ。「甘いものをとった方が、早く良くなりますよ」「ありがとう・・・・」少女は、知り合いの叔母さんと一緒に来たとのことだ。片山刑事が、晴美たちに追いつき、ロープを張ったテラスから、巨大な氷河を見ていると、「キャーッ」と、女の子の叫び声が、耳を打った。振り向くと、女の子が一人、ロープの隙間から滑り落ちるのを見て、息を呑んだのだ。が---少女は、二、三メートル滑り落ちた所で、積もった雪に支えられて止まった。その少女は、さっき片山刑事に、キャンディをくれた少女だったのだ。そして、片山刑事達が、何とか少女を救うことに成功するのだ。小さなカフェで、助けた少女と片山刑事たちが、休んでいると。助けた少女を呼ぶ、甲高い声が響いた。「あ、おばさん」「この人が---助けてくださったの」「ニャー」ホームズが、愉快そうに鳴いた。「義ちゃん!まあ、義ちゃんじゃないの!」「どうも・・・・」何と、そこにいたのは、いつも片山刑事に結婚話を持ってくる「お見合いおばさん」だったのだ。助けた少女の知り合いの叔母さんは、「お見合いおばさん」だったのだ。このおばさん、最近あまり出てこないと思ったら、旅行なんかしてたのだ。「おばさん」と、助けた少女、「じゃ、この方なんですか?いつも言ってらっしゃる、人はいいけど少し鈍いのが玉に傷の刑事さんっていう人」・・・・・。片山刑事たちに、少女と「お見合いおばさん」が加わった。ただで済むわけがない、スイス旅行になりますよね。どうなることやら。いやー、スイスって、いいとこみたいですね!この作品を読んでて、スイスに行きたくなりました。


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