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本書は、赤川次郎が、自身の身の回りで起こったことや、考えたことをまとめたエッセイ集です。猫が登場するエピソードを中心に、少年時代の思い出、好きな映画や音楽、旅行記など、多岐にわたるテーマが、書かれています。「猫のエッセイをお願いできませんでしょうか」という電話が来た。『三毛猫ホームズ』を書いていたので、「こいつは猫好きに違いない」と、いつかはこんな依頼が来ると思っていたとのことだ。赤川次郎は、昔たしかに三毛猫を飼ったことがあるが、天井裏のネズミ対策で、猫を飼っただけで、生き物を飼うのは、あまり好きじゃないらしい。今は、団地住まいで、猫なんか飼っていないので、書くネタもないし、エッセイ下手なので、連載のエッセイなんてとても無理です。と断ったらしいです。でも結局、編集者に押し切られ、書いたみたいです。題名の『猫は怖いか可愛いか』って、そうですよね。私は、猫を飼ったことはないですが、自宅も別荘も周りに猫がいて、良くやって来るのを見てます。縁側に前足を乗っけて、部屋を覗き込む姿は、たしかに可愛いですよね。でも、犬と違って、何考えているか分からない所は、少し怖いですよね。後は、黒猫ですよね。周りにはいませんが、散歩していて、黒猫に出会って、ゾッとすることがありますね。猫以外では、パソコンのことが書いてありました。たまに秋葉原へ輸入盤などを探しに出る。マイコンショップとやらが大繁盛で、しかも中学生ぐらいの少年たちがほとんどなのには驚かされる。いやー、懐かしい。私も、秋葉通ってました。そうそう、はじめは、パソコンでなく、マイコンて言ってましたよね。私の初マイコンは、PC-6601でした。パチンコで儲かったので、中古のPC-6601を買いました。雑誌に載っている機械語のリストを一生懸命入力して、簡単なゲームを楽しんでましたね。当時はまだ、外部記憶装置は、カセットテープを使うのが主流でしたが、私のPC-6601には、3.5インチのフロッピーディスクのドライブが付いてましたね。この間、掃除してたら、大量の3.5インチのフロッピーディスクが出てきて、ハサミを入れて処分しました。話が逸れましたが、昭和の当時のことが色々書かれていて、楽しく読ませていただきました。


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