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おー!久々の三毛猫ホームズシリーズだ、みんな元気にしていたかな?と読み始めたら、なんか変。そう、本作は、赤川次郎の音楽への熱き思いをつづったエッセイ集と有名音楽家との対談だったのだ。(なんか、前にも同じこと書いたっけ。パクリ) 「”騒”音楽について」「歌と唄とうた」「オマケの発想」「夏と子供と音楽と」「オペラ新時代がやってきた」「身ぶり、手ぶりも芸の内」「ガラ・コンサート雑感」「僕のベートーベン」「ホールあれこれ」「秋風が吹くとオケが儲かる」「演奏不可能とは・・・・」「歌い手を「見る」人たち」「僕のドリーム・キャスト」「自然であること」「音楽はいかがですか?」「アンコールの楽しみ」「調べて聞くか、聞いて調べるか」「ニューメディア、あれこれ」「今日と明日と明後日と」「カメラの目」「小品集について」「暗譜ということ」「切符の買い方」「ジャケットの話し」「フランスの音、ドイツの音」「天才、神童、そして・・・・・」「映画と音楽の微妙な関係」「指揮者とオーケストラ」「忙しいことについて」「アンコールに代えて」と盛りだくさんな内容だ。そして、ヴァイオリニストの堀米ゆずこさんと、ピアニストの清水和音さんとの対談が、収録されている。映画好きと音楽好きで知られている赤川次郎さんだが、音楽は、会社に入ってから聴くようになったらしい。友達に音楽好きがいて、レコードを十五、六枚どさっと渡されたのがきっかけらしいです。面白かったのは、指揮者とオーケストラのケンカだ。私は、クラシックは聴かないが、オーケストラは好きだ。のだめの影響だ。指揮者とオーケストラのケンカ、分かりますね。後は、昭和の時代満載なことだ。ビテオテープのベータ・VHS戦争の話しや、レーザーディスク、ハイファイの話、懐かしいですね。「ト短調の子守歌」の話しも書いてありましたが、なるほどね、ですね。「ひとりぼっちのアイドル」「傷だらけのアイドル」などでは、赤川次郎さんらしくないですもんね。赤川次郎さんは、カラオケが嫌いらしいですね。カラオケ好きの私としては、ちょっとがっかりです。
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